いきなりですが。
諸君 私は男の娘が好きだ
諸君 私は女装子が好きだ
性別を物語る妙に筋肉質な体軀が好きだ
隠しきれない股間のイチモツが好きだ
羞恥の混ざったあの表情が好きだ
性別に似合わぬスラリとした肢体が好きだ
心なしか膨らんで見える乳首が好きだ…
と、語るとキリがないのでここらへんで一旦やめよう。くどいようだが私は男の娘、女装子が好きなのだ。当ブログではこれらの性癖について数回に分けて語る。
初回である今回のテーマは『両者の世間における立ち位置』だ。
世の中には性癖と言っても星の数ほどのジャンルが存在する。
その中でも前述した男の娘と女装(両者は同一の概念ではないので敢えて併記している、理由は後々)はアブノーマルではあるもののその中においては比較的高い知名度を獲得している分野と言っても過言ではない。
理由としてはキャラクターの充実が考えられる。例えば全年齢コンテンツの有名どころを挙げるとすれば、バカテスの木下秀吉くん、俺ガイルの戸塚彩加くんなど。
他の名作ラノベやアニメにもちょくちょくその手のキャラが存在する所が大きいのだろう。
(そしてこの手のキャラは作者にも気に入られ一定の活躍を保証されやすい傾向にある…と私は考える、というか同性主人公と絡ませる♂ことによって腐ったお姉様方を取り込みたがっているのだろうか)
更にエロゲまでもを引き合いにだせば、脳内彼女といったレーベルからは男の娘が妊娠するという摩訶不思議な世界観を描いた『女装○○シリーズ』の存在、更には女装エロゲのパイオニアにして金字塔と称されるおとボクこと『処女(おとめ)はお姉様(ぼく)に恋してるシリーズ』2作目の主人公である妃宮千早はAmazon主催のベストオブ美少女2010においてなんと2位を獲得してしまうといった事件も発生した。
(たまげたなぁ…)
このようにして両者が現在に渡るまで唯一にして確固たる地位を築き上げているという事は分かっていただけただろう。しかし良い事ばかりではない。勿論壁も存在する。
当たり前だが男の娘/女装は元は、いや生物学的にはオスである。理解(わか)っていない人間からすれば私達のような人種は単なる同性愛と大差無いモノにすぎないだろう。
勿論違う、なんか…上手く言語化し難い部分もあるのは認めた上で違うと主張したいのだが…そうは問屋が、パンピーが卸さない。近頃は風向きが変わりつつあるものの、メディアや環境に植え付けられた『スタンダードなジェンダー規範』を盲信する人間達からは相変わらず理解を得るのが困難である。
男の娘タレントである井出上漠クンの登場やLGBTやトランスジェンダーなど性別に対する議論の白熱により風向きは変わりつつあるものの、こちらの領域に踏み込むまでにはもう暫く時間がかかりそうである。道は厳しいなぁ。
ということで、今はまだ同好のオタクが内輪で細々と語るのが関の山であり世間一般における市民権を得られていない、と結論付けることと相成った。
〜②へ続く〜